TIPPP’s blog

弁護士1年目。民訴オタクによる受験生のためのブログです。予備校では教わらないけど、知っていれば司法試験に役立つ知識を伝授します。https://twitter.com/TIPPPLawyer

ブログ『民訴で勝つ司法試験』始動!

 はじめまして。

 2016年度の司法試験に合格し、某地方都市において実務修習に勤しんでいる司法修習生です。幸いにも、司法試験には1回目で合格することができました。

 

 このブログでは、民事訴訟法の論点解説を中心に書いていこうと思っているのですが、まずは、自分の勉強方法を紹介しておこうと思います。

 

 僕は、ロースクールを卒業し、卒業年度の司法試験を受験し、合格しました。 

 ロースクールのGPAも普通だし、司法試験の成績も総合すれば普通です。

 

 しかし、民事訴訟法に関してはオタクで、どの試験の成績もかなり良かったです。

 去年の司法試験でも、民法、商法の評価が特段よくなかったので、民訴で80/100弱の点数をとることができていたようです。

 

 受験生時代は、演習形式の勉強というより、ひたすら基本書を読み漁る受験生生活を送りました。

 

 特に、民事訴訟法の勉強には力を注ぎ、高橋先生の重点講義上・下巻を全頁、手書きで写経するという変態的な勉強をしていました(マルコムXが獄中で辞書かなんかを筆写したって話を聞いて触発されました。)。

 

 この常軌を逸した勉強方法を受験生に勧めるわけではありませんが、民事訴訟法に関しては、あながち間違った勉強方法ではなかったのでは?とも不遜にも感じている次第です。

 

 というのも、司法試験の民事訴訟法の問題は、事案分析能力というよりも、単純に「論点と学説をどれだけ知っているか」という知識量が得点に反映されるものだと思われるからです。

 大学受験の日本史・世界史と一緒で、「やればやるだけ点数が伸びる!センスとか関係ない!」という科目だと思っています。

 

 そこで、このブログでは、ロー獄で培った民事訴訟法の知識を還元し、受験生のサポートができたらなぁ、と思っています。

 特に、重点講義に書いてあることを中心に、噛み砕いて説明しようと思います。

 

 ふと思い立ったトピックを書きます。今現在、某予備校において、民事訴訟法(と憲法)についてだけ答案添削のアルバイトをしているので、その答練や模試の問題に関するトピックが多くなるかもしれません。

 

  基本は民訴のことしか書きません。

 民訴の解説に特化したオタクブログです。